4.5. ファイルの内容を閲覧する -cat , lessコマンド-

【コマンド説明】cat:concatenate
catコマンドは指定したファイルの内容を示します。
また、ファイルを複数指定した場合には、ファイルの内容を連結して出力する事ができます。

【動画説明】
まずはboot.logファイルの内容を表示してみましょう。

$ cat /var/log/boot.log

このファイルにはシステムboot時にプログラムが実施された結果が収録されています。
内容は一画面では収まり切れずに流れてしまいます。見えなくなった部分はスクロールする事で見ることができます。

続いてファイルの中身を連結します。

ファイル名:test01 行間に空白行はつけない

$ cat test01
ABCDEFG
HIJKLMN
OPQRSTU

ファイル名:test02 行間に空白行をつけている

$ cat test02
(一行空け)
ABCDEFG
(一行空け)
HIJKLMN
(一行空け)
(一行空け)
OPQRSTU
(一行空け)

2つのファイルを連結して表示してみましょう。「>」の意味については別のレッスンで詳しく解説しています。

$ cat test01 test02 > test012
$ cat test012

【オプション説明】
catコマンドには以下のようなオプションがあります。

-n 先頭の行を1行目として、全ての行に行番号をつけて表示します
-b 先頭の行から空白行を含めないで行番号をつけて表示します
(文字等が入っている行のみに番号がつきます)
-s 連続する空白行は1行として表示します。

【問題】
1. /var/log/以下には、他にもlogファイルが格納されています。他のlogファイルを表示しましょう。

2. 複数のファイル(結合するファイルは指定するか事前に作成する)を連結して、一つのファイルに結合して下さい。また、その内容を行番号をつけて表示させてください。

【コマンド説明】less:moreコマンドに由来
lessコマンドはファイルの内容を1ページ毎(一画面分毎)に自由に閲覧する事ができます。catで表示したlogやファイルには、一画面に収まりきれず全ての内容を閲覧するにはスクロールさせる必要がありました。ファイルの内容が1ページに収まり切らない場合にはlessコマンドを使います。このようなソフトウェアはページャと呼ばれます。

【動画説明】
ここではdmesgというファイルをlessで表示します。

$ less /ver/log/dmesg

catと異なり、一画面分で表示が停止しています。
キーボードの SPACE を押します。
すると、一画面分進んだ内容が表示されます。

表示された状態で、次に b を押すと、一画面分戻ります。

数画面移動してから、先頭に戻りたい場合は、< を入力するとファイルの先頭に戻る事が
できます。

小文字の q を押す事でlessコマンドは終了させる事ができます。

【覚えておくと便利なキー操作】

> ファイルの末尾行に移動します。
/文字列 指定した文字列をカーソルの位置以降で検索します。
?文字列 指定した文字列をカーソルの位置以前で検索します。
h  ヘルプ、使用方法の表示

【問題】
/var/log/messagesの内容を表示させましょう

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