5.5.2. ディスクの使用率、システム状態の診断 -df , du , uptimeコマンド-

【コマンド説明】
df:disk free
ファイルシステムの使用量/率、空き容量、マウントポイントを表示するコマンド。マウントしているディスクデバイスの残量を確認するために用います。

du:disk usage
指定ディレクトリ以下のディスク使用量を再帰的に表示するコマンド。duコマンドを使って、どのディレクトリの使用容量が多いのかを確認することにより、「無駄に多く使っている」のか「必要で多く使っているのか」を判断できます。

uptime
システムがどのくらいの期間稼働し続けているかを表示するコマンド。ロードアベレージ(負荷の割合)も確認できます。

【動画説明】
マウントしているディスクデバイスの残量が少なくなると、プログラムの動作に支障が出る場合があります(一時ファイルが作れない等の致命的なエラーとなります)。この問題に対処するには、現状のディスクの使用状況を確認し、必要に応じて増設する必要があります。ディスクの使用状況を確認するためにはdfコマンドを用います。

オプションを指定せずに実行すると単位がKBになります。読みにくい場合は、“-h”オプションをつけるといいでしょう。現在のファイルシステムの使用量を確認してみましょう。

$ df -h

Filesystem Size Used Avail Use% マウント位置
/dev/sda3 116G 11G 100G 10% /
tmpfs 931M 124K 931M 1% /dev/shm
/dev/sda1 97M 71M 22M 77% /boot

dfコマンドはデバイス単位での使用状況を表示しますが、ディレクトリ単位での使用状況を確認したい場合にはduコマンドを用います。例えばホームディレクトリの使用状況を見てみましょう。こちらも”-h”オプションをつけると見やすいです。

$ du −h /home/

duコマンドは引数として指定されたディレクトリ以下の使用容量を計算し表示します。dfコマンドを使って各パーティションの使用状況をチェックし、残り容量が少ないことを確認した場合には、duコマンドを使ってどのディレクトリの使用容量が多いのかを確認することで、「無駄に多く使っている」のか「必要で多く使っているのか」のかを判断できます。前者であれば不要ファイルを削除すれば事足りますが、後者であればパーティションの容量を増やすしかありません。

その他にuptimeというコマンドも知っていると便利です。uptimeコマンドは、システムがどれだけ長く起動しているか、そしてどれくらい負荷がかかっているのかを表示してくれます。

$ uptime
13:00:51 up 1 day,  1:43,  3 users,  load average: 0.04, 0.03, 0.03

左から順番に、現在時刻、システムが稼働し続けている時間、利用ユーザ数、過去1分前/5分前/15分前のロードアベレージ(負荷の割合)を示しています。ロードアベレージは、待ち状態にあるプロセス数の平均値で表され、特別な仕事に使っていない状態では、1以下が普通です。

【問題】
1. 現在のファイルシステム使用状況を確認してみましょう。
2. /etc/ディレクトリ以下のファイル使用状況を確認してみましょう。

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