2.0. BIOSの設定


それでは実際にLinuxをインストールしてみましょう。このインストール手順ではScientific Linux 6.1を用いています。CentOSと設定項目は全く同じため、CentOSをインストール際にも同じ手順で進めることができます。
Linuxをインストールするためには、まず小さなLinux環境を起動させ、その中でインストーラを実行して実際のインストール作業を行うという順序になります。

2.0. BIOSの設定

Linuxをインストールする前に、光学メディアからPCが起動できるようにBIOSの設定を行います。

一般にBIOSの設定画面に入るためには、PCの起動時に[del]キーまたは[F2]キー等を押します。操作はメーカーやモデルによって異なりますので、その都度起動画面やマザーボードのマニュアルを参照して下さい。また、設定項目もメーカーやモデルによって異なりますので、併せて確認するようにして下さい。準備ができたらコンピュータの電源を入れましょう。

BIOSの設定画面に入ったら、「Boot」メニュー>「Boot Device Priority」を選択し、光学ドライブの起動を一番に設定し、内容を保存します。ここで、インストールメディアを光学ドライブに挿入します。保存が終わったら、「Exit」で終了します。