4.14.4. パイプに便利なコマンドたち -grep , head , tailコマンド-

Linuxにおいては、パイプは非常に重要な役割を果たしています。複数の処理を組み合わせることができるからです。ここでいくつかパイプと相性の良い便利なコマンドを紹介しておきましょう。

  • less
    ファイルを見るためのコマンドですが、ファイル指定がない場合には、標準入力のデータを取り込んで表示します。
  • grep
    入力ファイルを読み込み、与えられたパターンにマッチする部分を含んだ行を検索します。
  • head/tail
    標準入力の内容のうち、先頭の数行のみを出力(head)したり、末尾の数行のみを出力(tail)したりします。
  • sort
    データの並べ替えを行います。

# ls /etc | less (lsの出力結果をlessに渡しています)

ls /etc/ | grep http* (lsの出力結果からhttp*を検索しています)

# less /var/log/httpd/access_log | head (Apacheのアクセスログの先頭10行を表示します)

# less /var/log/httpd/access_log | tail (Apacheのエラーログを最終行から10行表示します)

# ls /etc/ | sort (lsの出力結果を昇順で並び替えます)

これ以外にもパイプを使えば作業を効率的に行うことができます。色々な出力結果を繋いでみてください。

【問題】
1. dmesgコマンドをパイプでlessコマンドに渡してみましょう
2. dmesgコマンドを実行して、「sda」が含まれる行を検索してみましょう