1.2. ディストリビューション

Linuxカーネルとドライバやアプリケーションをパッケージにしたものをディストリビューションといいます。
ディストリビューションの区別にはいくつかの方法がありますが、その中のひとつにソフトウェア管理方法による分類があります。下記に代表的なものを挙げます。

  • Red Hatタイプ
    現在サーバ利用での主流は、このRed Hatタイプのものです。Red Hat社がつくるRPM(Red Hat Package Manager)と呼ばれるソフトウェア管理システムにより、Linuxの世界を一変させました。RPMそのものはGPL(GNU Public License)による再配布自由なソフトウェアとなっているため、様々なディストリビューションがこの仕組みを利用しています。Red Hat Enterprise Linux、Fedora、CentOS、Scientific Linux、Open SUSE、Vine Linux、Turbo Linux等があります。
  • Debianタイプ
    GNUの思想のもと、100%フリーなものを作ろうというディストリビューションです。dpkgと呼ばれるソフトウェア管理システムと、インストールを助けるためのツールとしてapt-getという強力なコマンドを持っています。膨大な数のパッケージが収録されており、パッケージを管理するためのaptシステムに人気があります。Ubuntu、Kubuntu、KNOPPIX等があります。

ディストリビューションにより多少の差異が生じますが、特殊なコマンドの存在や、ファイルの配置に多少の違いが生じるというレベルなので、共通して使えるコマンドを中心に学習し、基本的なファイル配置を覚えることで、それほど違和感なく使えるようになっています。

  • CentOSについて
    CentOS(セントオーエス)は、Red Hat Enterprise Linuxとの完全互換を目指したフリーのLinuxディストリビューションです。(Wikipediaより)

Red Hat社はCentOSの配布、開発には関与しておらず、利用に際して同社のサポートを受けることはできません。