6.3. パッケージのインストール
6.3. パッケージのインストール
パッケージファイルを指定してインストールする場合には、“-U”というオプションを用います。ただしこのままでは非常に寡黙(インストール中の情報を一切表示しない)なため、通常は“-Uvh”とオプションを追加します。
- -v インストール中のパッケージ名を出力します。複数のパッケージファイルを渡した時に今どのパッケージを処理しているのかがわかります。
- -h パッケージインストールの進行の具合を“#”を使って表示します。
ここでは負荷テストプログラムstressのパッケージをインストールしてみましょう。まずはwgetコマンドでファイルをダウンロードします。
$ wget http://packages.sw.be/stress/stress-1.0.2-1.el5.rf.x86_64.rpm
--2012-01-27-12:57:22-- http://packages.sw.be/stress/stress-1.0.2-1.el5.rf.x86_64.rpm
packages.sw.be をDNSに問いあわせています... 78.46.17.228
packages.sw.be|78.46.17.228|:80 に接続しています... 接続しました。
...
例えば、このstressのrpmファイルをインストールする場合には、オプション“-Uvh”を用いることで、進行状況を表示するようになります。
# rpm -Uvh stress-1.0.2-1.el5.rf.x86_64.rpm
警告: stress-1.0.2-1.el5.rf.x86_64.rpm: ヘッダ V3 DSA/SHA1 Signature, key ID 6b8d79e6: NOKEY
準備中... ########################################### [100%]
1:stress ########################################### [100%]