7.6. DHCPによる自動設定


7.6. DHCPによる自動設定

ネットワークの設定は、理論がわかっていればそれほど難しくありません。しかし、日頃からネットワークに携わっていないと計算が面倒な上、失敗して既存のネットワークに被害を及ぼすこともあります。そのため、ネットワーク上の情報を参照して自動設定するという手法が考案されました。古くはBOOTPという仕組みでしたが、現在用いられているのはDHCPと呼ばれるものです。WindowsやMacintoshでは、このDHCPを利用して自動設定します。LinuxでもDHCPを用いて設定できますが、DHCPには、場合によってはIPアドレスが途中で変更されるという問題もあります。サーバのように常に外部からのアクセスがある環境の場合、アクセスする度にIPアドレスが変更されてしまうのは望ましくありません。こういった場合にはDHCPを使わずに固定アドレス設定を用いることが多いです。

(DHCPの機能として、特定の機器に特定のIPアドレスを与える機能があるので、それを利用してサーバにもDHCPというケースは存在しています。)